刊行物紹介 - 名古屋市営交通時刻表 Vol.2

 名古屋市営バス・地下鉄はもちろん、名鉄直通区間やあおなみ線も全路線全便全時刻掲載の見やすい縦型時刻表です。
A5サイズで持ち歩きにもお便利です。お出かけのおともに是非!

 今号から、時刻部分の「:」を無くし、時刻表に適した書体を開発したことでより見やすくなっています。 また、本文用紙を薄くしたことで、地下鉄やあおなみ線を追加で掲載しページ数を増やしつつも軽量薄型化を図っています。 加えて、事前に作成した系統プリセットを用いて専用のプログラムで表データの自動生成を行い 正確な時刻表を改正発表から短期間で発行できるようになりました。

書籍情報

2024年7月発行
A5判 672ページ
頒価: 2000円
書店委託: メロンブックス

見本誌

 本誌より、インデックス 基幹1 栄24 / 名駅21 金山12 幹一社1 星丘12 名城・名港線 豊田・鶴舞・犬山線 索引ページをご紹介します。
インデックス

改正トピックス

市バス

名駅21名称復活 名古屋駅~稲西車庫

 名古屋駅から笈瀬通・千成通経由で稲西車庫までを結ぶ新系統が設定された。名駅21と名付けられたが、これはかつて五月通・八田から地下鉄高畑までを結んでいた系統に付けられていた記号であり、2003年の廃止以来21年ぶりの名称復活となる。実質的には栄24 の補完系統となり平日昼間のみ運行される。稲西担当。

出入庫 南.港(なん.みなと)

 南陽中学校→土古→玉船町三→六番町→港区役所を平日に朝1運行する。名古屋掖済会(エキサイカイ)病院へのアクセスを目的としているものと考えられ、昨年度設定された上. 西に続き出入庫を目的としない。中川担当。

5系統で支線の設定

 幹栄1では水分橋~西部医療センターが平日朝1往復のみ設定された。既存の黒川行きが延長する形となる。 さらに、栄23には地下鉄高畑経由が平日昼間に、有松13には鳴海団地→名鉄有松が平日朝1本設定された。 また、令和4年度改正の修正・補完として千種13医療経由の西城経由、曽根11の小幡経由も設定されている。

5系統で経路の変更

 名駅22が地下鉄太閤通経由から本陣経由に変更され、本陣~大門通間には「大秋町」「大門(新設)」が設置された。 南巡回は神宮東門発着へと戻り、併せて笠寺11は神宮16に先祖返り。中巡回は新設の松原二丁目を経由するように。 また、熱田巡回は旗屋町経由になると同時に鳴尾→御器所へ移管された。

中村13 太閤通口循環廃止

 中村区役所へのアクセス路線として運行されていた中村13の地下鉄太閤通(旧:中村区役所)・名古屋駅(太閤通口)循環は、中村区役所の移転から1年を以て廃止されることとなった。

ゆとりーとライン 志段味スポーツランド廃止

 ゆとりーとライン支線(ガイド1イ)の玉野川学園~志段味サイエンスパーク間にあった志段味スポーツランド停留所が廃止。これをもって144 系統から続いた志段味スポーツランド乗り入れは終了することとなった。なお、経由表記もスポーツランド経由からサイエンスパーク経由に変更されている。

地下鉄

鶴舞線 可動式ホーム柵対応ダイヤ化

 鶴舞線は本年度後半から設置が予定されているホーム柵を考慮したダイヤに変更された。これにより上小田井~赤池間の所要時間が3分増大している。

鶴舞線 平日朝昼夕と土休日朝で減回 犬山線直通も整理

 平日の朝・昼・夕それぞれ4分・7.5 分・5分間隔で運行されていた鶴舞線だが、本改正では4.5 分・10分・6分間隔に設定された。また、土休日も朝間は6分→ 7.5分間隔に減回している。さらに犬山線直通列車も大幅に削減され、平日の昼間・夜間および土休日の昼以降は、ほとんどの列車が上小田井止まりとなる。

上飯田線 平日朝と土休日夕で減回

 上飯田線では平日朝の運行間隔が見直され、7.5 分→8~10 分間隔となった。併せて土休日の夕方も10→15分間隔に減回している。